Nothing ever changes
歌詞と音楽はどの程度密接であるべきだろうか?
音楽はあくまで音楽でありそこに乗る言葉は韻だったりノリだったり実は深い意味は重要では無いのだろうか?と常々思ったりしてるんだけど
(よく語られるけどMarc Bolanの詩は言葉遊び重視で深い意味は無いのに日本人はそこに無理やり意味を見いだそうとする、みたいな)
時にはやはり、言葉が音楽に乗ることにより深みを増し思い入れを増すことがあることも否めない!
洋楽なんかははっきり言って一聴、どころか歌詞原文を睨めっこしても意味がよくわからんことは多々ある。
とどのつまり自分にはこう聴こえる、こう歌ってる様に思えた、みたいなことが大事なんであってある意味人生と同じで
結局心の持ち様なんだな〜
The Wildheartsの楽曲でNothing Ever Changes But The Shoesというのがある。
実際どんな歌詞かよくわかってなくて、タイトルと楽曲のイメージから
「なんにも変わらない日々を送っているけれど確実に靴底だけは減っていく」
そんな退屈な日々に気が付いたならそれを脱却するべく俺たちは旅に出る、
みたいなことかと長年思っていたのだが
ちゃんと詩を読むと全く違って、靴=ヒエラルキーの象徴ということで上から目線の善良な市民クソ食らえみたいなプロテスタントソングなのであった
(といいつつ本当にそうなのかわからない。これこそ妄想かもね)
まあ俺も何にも変わらぬ盆暗な日々を送っているが
確実に靴底だけは減っていく…
変わらぬ物など何も無いのだ。
ナッシンラスツフォーエバー!
ネバー!エバー!
了