続き

ホラー漫画について語ります。


俺の中で二大巨頭は

伊藤潤二

高橋葉介

なんだけど…


その二人が推薦してたり推したりしてる、

割と新し目の作家を読んでみました。


呪みちる「ライオンの首」

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この作家は素晴らしいセンスですね!


何かを評するのに既存の物で例えるのは良くないと思うのですが

伊藤潤二高橋葉介花輪和一を3で割ったような雰囲気であり

モダンなホラーの中にも昭和が生きてるっつーか…

とにかく読者を引き込む力はピカイチです。

なかなか商業的にウケるタイプではないと思いますがこれからもどんどん良い作品を生んでいって欲しいと思います。


そして

ひよどり祥子「死人の声を聞くがよい」

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こちらはなかなか一般ウケも良さそうな雰囲気ながら

幅広い題材を扱っておりキャラも魅力的

適度なグロさ・シリアスさだと思います。

絵柄的には押切蓮介のコミカルさを抜いた感じかな?

連載物ですが全巻集めたいと思わせる物がありました。


ところでこういったホラー漫画は大好きなのですが

所謂Jホラー的な日本ホラー映画は全然好きではありません。


俺が好きなホラー漫画作品は所謂ニューウェーブに属しており

洋画に影響を受けたものだからかもしれません。


ホラーといえども適度なユーモアは必要であり

徹底的に排除された邦画が好きでないのかも…


音楽もそう思っていて

自分の世界観を突き進んだが故他人から見たら過剰に感じられおかしく思える物、

もともとシリアスの中にもユーモアがちりばめられてるもの、

そういった音楽に魅かれている所があります。


特に前者は何かを表現する上で本来、そういった物がリスペクトされるべきなんじゃないでしょうか?